12月27日(日)礼拝メッセージ 坂本牧裕 牧師

 

今日の聖書のみことばは、私たちの教会の年間聖句でした。クリスマス礼拝では、まさに「わたしのもとに帰れ」と語られるようにイエス様を信じ、洗礼を受ける方が与えられました。

 

 このみことばでは、まず「イスラエルよ」と呼びかけられていますが、これは「わたし」個人だけに語られているのではなく、私を含む共同体に向けられています。それは教会の仲間だけではなく、あなたを取り囲む、職場や学校の仲間に神さまはみこころを知ってほしいと語られているのです。

 

 そのみこころとは、「私のもとに帰れ」ということです。でもほんとうに自分は神様に受け入れられる存在なのだろうか、と思案してしまうこともあるでしょう。受洗をされた方々の証しでは、何度も過ちを繰り返してしまうことがあると話していましたが、自らが神さまに受け入れられる存在ではないにも関わらず、私をゆるし、私を受け入れてくださる神様に思いを向けていくことが「わたしのもとに帰る」第一歩となります。

 そして、あなたの心が変われば行動が変えられていきます。しかし、私たちには様々な弱さがあり、神さまを忘れてしまうことがあるかもしれません。だからこそ年末の大掃除をするように、自分自身の心の点検をして、新たな年を迎える前に、「私のもとに帰れ」と語られる神さまに、もう一度立ち返るようにあなたは招かれているのです。