今週のみことば
「神にとって不可能なことは一つもありません」
ルカ1:37
 
「神の可能性を待つ」  坂本牧裕牧師
 
 クリスマスも残り4週間を切ってアドベント期間に入りました。コロナ禍で通年のクリスマスとは違った雰囲気のクリスマスになりそうです。
 
 受胎告知を受けたマリアもまた、今のコロナに生活を脅かされた人々に負けないくらい、不安のただなかにいたのです。
 
 ヨセフと婚約していたマリアのもとにある日み使いが来て、マリアが救い主をお腹に宿していることを告げました。ヨセフに婚約を破棄されてしまうかもしれない、婚姻関係の外にある性関係を持ってしまったことで、石内の刑にされてしまうかもしれない、マリアの都合を考えたら、とんでもないことでした。
 
 「あなたのみ言葉どおりのこの身になりますように。」とマリアは口にしました。不安の中で、おそれの中で、マリアはみ言葉に身をゆだねて生きることを選びました。
 
 今も出口の見えないトンネルのような信仰生活を送っておられる方もしれませんが、神様は決してそのまま捨ておくような方ではありません。
 
 神様、コロナウイルスによって多くの人々の生活、生命が脅かされている昨今の世の中ですが、こんな世の中でも、マリアのようにあなたのみ言葉を信じ、それにかけて生きるために私たちの信仰を強めてください。